政党の根本は政治理念から生まれる政策である。われわれはみんなで議論し合って党の基本政策を決定し、それに沿って活動する。

 日本の現状では、小泉首相の政策には期待しないと言う人が7〜8割いる。それにもかかわらず支持率は高い。自民党政権がつづいている。これは一体どういうことか。日本人のこういう心理とは何か。

 要は現実の政治行政は、政治家が担っているのではなく、すべて官僚がやっているということだ。その官僚に期待しないということで、政治家は官僚の捨て駒に過ぎない。国民も政治に期待しないという場合の相手は官僚だということを、潜在的に直感している。ということだ。

またこの日は、政治向きの発言の合間に、和太鼓グループ「彩生」の演奏や、「ヴィーヴァ・ラ・カンツォーネ」の合唱が折り込まれて、参集者をなごませていた。

  また、鈴木淑夫代議士は「世田谷の民主・自由両党を結集する中心となって頑張る決意だ」として、次の通り自らの政策を語った。

 一、民間の経済活動を縛っている規制撤廃を徹底し、官主導から民主導への経済活動に転換。各分野で民間のビジネスチャンスを拡大し、同時に努力した人々が酬われるように税制の仕組みを変える」

『非自民の』結集を!自由党小沢党首ら呼びかけ −鈴木淑夫後援会支部総会で −

(『世田谷新聞』H15.1.30)

自由党・鈴木淑夫衆議院議員の後援会が選挙区(東京第6区)全域を網羅して組織されたのを機に、後援会支部連合会結成総会が1月25日(土)、小沢一郎党首、藤井裕久幹事長を招いて、世田谷区民会館ホールで開催された。

 ステージには「世田谷から日本一新」が掲げられ、1000名の支援者が会場を埋めた。この日、小沢党首は39度の高熱をおして出席。「小泉首相の政策には期待しないと言いながらも、何故支持率は高いのか。自民党政権主導の政治から国民主導の政治に、政治の流れを変えるためには何が必要なのか」と厳しい口調で訴えた。(講演要旨別項)。


 一、特に中小企業代表者の個人保証問題は深刻だ。倒産した人には「倒産するほどチャレンジ意欲のあった人だから、次は必ず再建し、成功するはずだ」という認識で、再挑戦できる道を開くよう金融機関にも促していく。

 一、最近の消費税値上げ発言は、国民の所得をふやさないままに単に"買い急ぎ"をすすめるだけのもので、消費税値上げには断固反対する。消費税問題は、"税"か"保険"かの選択を国民ができるような環境が整ってから検討すべきものだ。。

 一、小選挙区での立候補者は、自公保より野党の方が数が多い。世田谷でも自公保は1人で、野党は全部立っている。幸いここでは野党が勝ったが、全国的には自公保が制している。こういう状況では、自公保を過半数以下に追い込むことはできない。私は民主党にも「本気で政権を取りにいくのか。それとも党勢拡大をしたいだけなのか」を真摯に問いかけながら、非自民の流れをつくるために両党の結集に努めていく。
 一、世田谷の町を活性化するために、環境、防災、交通の視点から町の景観保持、交通の立体交差化、エイトライナーの促進に力を尽くしたい。


【小沢一郎党首講演要旨】
◆国民主導の政治に何が必要か


これが日本の民主主義の実態であり、大変な問題である。よく「政治家はロクでもない」と言うが、そういう言い方は、主権者自らが、自らを冒涜するものだ。

 顧みて冷戦後、政治的状況も経済的状況も激変した。しかし官僚機構は、新しい時代の変化に対応できないまま今日に至っている。官僚というのがスタッフであり、政治的決断はできないのだから当然のことだ。政治家も自ら決断することなく、自ら実行することなく"丸投げ"している。そのあとを官僚がいじくり回してきた。」

 こういう政治の状況を、国民が主導する政治にしなければならないと我々は言いつづけてきた。国民の最終的決定権能は選挙で行使する一票だ。自民党に投票していて、今の政治に文句を言う資格はない。現実に今の政治は八方塞がりだ。しかしそれを打開する術はない。そのことをわかっている政治家はいても打開できない。自民党政権がつづいているからである。

 改革は既得権を手放す覚悟から始まる。自民党政権は、政官業のもたれ合いに支えられているのだから、そこから改革は生まれてこない。口では改革を叫んでみても、本気でぶっこわす気はない。

 我々は既得権のすべてを失うかもしれないが、それでもよい。本気で改革をしようと言っているのだ。そのためにも"非自民"の政治的結集を呼びかけているのである。