どうなる日本経済―短・中期展望

―修生会講演資料―(H19.11.1)


   11月1日(木)午後4時から、(株)大修館書店が取引先を招いて開いた第88回修生会において、表記の題で講演を行った。
   以下は、その際にパワーポイントを使って聴衆に説明した資料である。





1.輸出主導型の日本経済成長
―原因はアジアを中心とする世界経済の発展、低金利による円安、日本の技術進歩―






2.企業収益と勤労者所得の大幅乖離






3.雇用は03年以降緩やかに増加、賃金は停滞し96年の水準にも届かず





4.賃金停滞の原因は賞与カットと賃上げ抑制






5.輸出関連大企業と内需関連中小企業の格差、中央と地方の格差
  正規雇用と非正規雇用の格差が拡大






6.本年度下期は輸出が鈍化するものの、内需に支えられて増収増益は維持






7.内需を支える設備投資と雇用に底堅さ






8.サブプライム・ローン問題で日本の利上げは先送り






9.米国は来年中頃まで成長減速の見込み、世界同時株安の発生






10.米ドルの軟化で円安の行き過ぎは止まる






11.結論―短・中期展望